右折車に進路を塞がれたバイク、そのまま衝突

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2日午前2時10分ごろ、静岡県静岡市駿河区内の国道150号で、交差点を右折しようしていた軽乗用車と、対向車線を直進してきたバイクが衝突する事故が起きた。この事故で双方の2人が死亡。軽乗用車の運転者が軽傷を負っている。

静岡県警・静岡南署によると、現場は静岡市駿河区下島付近で片側2車線の直線区間。信号機が設置されている。軽乗用車は丁字路交差点を右折しようとしていたが、対向車線を直進してきたバイクの進路を塞ぐ状態となり、バイクはそのまま左側面部に衝突した。

バイクは弾き飛ばされるようにして転倒。清水区内に在住する22歳の男性は全身を強打し、収容先の病院で死亡。軽乗用車の助手席に同乗していた19歳の男性は頭部強打が原因で死亡した。軽乗用車を運転していた藤枝市内に在住する19歳の少年も打撲などの軽傷を負っている。

警察では少年から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いているが、調べに対しては「バイクの接近には気づいていたが、間に合うと思った」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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