GMのシボレーブランドは27日、『カマロ』の新グレード、「1LE」の概要を明らかにした。実車は4月4日、米国で開幕するニューヨークモーターショー12で初公開される。
1LEは、サーキットを本格走行する顧客に向けた新グレード。強化された足回りが特徴で、リアのダンパーはツインチューブからモノチューブに変更し、大径スタビライザーや専用ギアレシオの6速MT、285/35ZR20サイズのタイヤなどが採用された。
エンジンは「SS」グレードと共通。6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力426ps、最大トルク58kgmを発生する。GMによると、コーナリングGは1Gを超えるという。
外観は、前後スポイラーやマットブラック仕上げのボンネット、20インチアルミホイールなどを専用装備。室内は、フラットボトムステアリングホイールやショートストロークのシフトレバーによって、スポーティな雰囲気が盛り上げられた。
GMは、同車のイメージスケッチを公開。米国では今秋、ベース価格4万ドル(約330万円)以下で発売するとしている。