ポルシェは13日、2011年通期の決算を明らかにした。
同社の発表によると、売上高は前年比18%増の109億ユーロ(約1兆1800億円)。営業利益は22%増の20億5000万ユーロ(約2220億円)と、売上高、営業利益ともに過去最高を記録した。
2011年の世界新車販売は11万6978台と、こちらも過去最高を達成。前年実績に対して、21%増と伸びた。車種別では、『カイエン』が49%増の5万9873台と牽引。モデルチェンジ時期で、14%減の1万7607台にとどまった『911』をカバーする。
また、『パナメーラ』は前年比20%増の2万8218台と好調。『ボクスター』と『ケイマン』は、9%減の1万1280台だった。
ポルシェのマティアス・ミューラーCEOは「2011年は販売台数、売上高、営業利益ともに過去最高で、ポルシェ史上、最も成功を収めた1年になった」とコメントしている。