日本精機は8日、インド南部において、四輪車および二輪車用計器の製造・販売を手掛ける新会社を設立したと発表した。
同社グループは2001年、インド北部に現地企業との合弁で「ジェイエヌエス インスツルメンツ」を設立。四輪車・二輪車用計器の製造・販売を行ってきたが、四輪車・二輪車メーカーのインド南部展開に対応し、メーター事業における市場地位の確立を図るため、新会社設立を決定した。
新会社名は「エヌエス インスツルメンツ インディア」で、計器製造・販売としてはインドで2拠点目。授権資本金は4億5千万ルピー(約7億2000万円)で、同社グループの100%出資。投資総額は今後数年間で4億3000万ルピー(約6億8800万円)の予定。
今年7月に工場着工、2014年1月から量産を開始。2017年には、四輪車用計器で60万台以上、二輪車用計器で150万台以上の年間生産を目指す。