キャタピラージャパンは、土木工事のほか、砕石・鉱山での原石運搬など向け3軸6輪駆動のアーティキュレートダンプトラックを3月1日から発売すると発表した。
今回発売する『Cat740B』アーティキュレートダンプトラック(最大積載量39.6t)は、『Cat740』の後継モデル。電子制御システム、燃料噴射システム、NOxリダクションシステム、アフタートリートメント技術などの採用でダンプトラックとしては国内初となるオフロード法2011年基準をクリアした。
また、エンジン出力を従来機5%アップ、トルクを4%向上したのに加え、トランスミッションの改良などによりパワフルで粘り強い走りを実現するとともに、センサが常に車輪のスピードを監視し、不意のスリップにも瞬時に対応するオートマチックトラクションコントロールを採用した。これによって現場での生産性向上に貢献する。
さらに、車両の状態やリアビューカメラの映像などを表示するカラーマルチパーパスディスプレイを搭載し、オペレータ環境を向上した。
価格は9562万9000円。