シロキ工業が発表した2011年4-12月期(第3四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比34.6%減の30億4000万円と大幅減益となった。
売上高は同12.3%減の795億9300万円と大幅減収となった。期前半の東日本大震災とタイ洪水被害の影響による各得意先自動車メーカーの生産休止、生産調整により大幅な減産となった。
収益では、減収の影響で営業利益は同36.2%減の32億6300万円。当期純利益は同65.9%減の9億5200万円だった。
通期業績見通しは、タイ洪水の影響による一時的な操業度低下に伴うロスや製品構成の変化で利益を下方修正した。経常利益は前回予想より12億円マイナスの44億円、当期純利益は14億円マイナスの16億円となる見込み。売上高は据え置いた。