UDトラックスは31日、大型トラックのクラッチバルブユニットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2010年3月8日~11年2月25日に製作された1734台。
機械式自動変速機で、クラッチバルブユニットのハーネスコネクタ部における防水用樹脂の充填が不十分なためハーネスコネクタ内部に水が浸入し、クラッチバルブユニット内のマグネチックバルブが錆びて変速できなくなり、走行不能となるおそれがある。
全車両、クラッチバルブユニット一式を対策品と交換する。
不具合発生件数は73件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。