いすゞ自動車は26日、中型路線バス『エルガミオ』の後扉配線に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1999年12月27日~2004年7月22日に製作された331台。
扉配線の取り付け位置が不適切なため、扉エンジンロッドもしくは扉ブラケットが扉配線と干渉し、配線が断線して扉が開閉できずに運行できなくなるおそれがある。
全車両、扉配線の取り付け位置を点検し、不適切なものは配線位置を変更し固定するか、クリップを追加して扉配線を固定する。扉配線に損傷が見られるものは配線を修理する。
不具合発生件数は1件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。
なお、今回のリコールは、2010年11月に届け出たリコールで対象車両の選定漏れがあったため、対象車両を追加するもの。