2011年12月19日、破産を申請したスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)。米国のあるディーラーでは、サーブ車の叩き売りともいえる半額セールが開始された。
これは22日、サーブのファンサイト、『SAABS UNITED』が伝えたもの。同サイトによると、マサチューセッツ州のサーブディーラー、SHAWサーブが『SAABS UNITED』の読者限定で、試乗車や代車として用意していたサーブ車の半額セールを実施しているという。
試乗車や代車とはいえ、その全てが2011年モデルで、走行距離は1万3000km以下。『9-3』をメインに、『9-5』も数台揃えられている。例えば、2011年モデルの9-3が、新車価格から半額で1万6735ドル(約130万円)など。
ただし、米国ではサーブ車のメーカー保証が打ち切られているため、これらのモデルは保証なしでの販売。また今後の部品供給に関しても、継続されるとの確約はないという。