メルセデス・ベンツ日本は12日、『E350 BlueTEC』など計3車種の燃料フィルタに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2010年9月2日~11年7月6日に輸入された1040台。
燃料フィルタのシールリングに、製造時の材料配合と成型が不適切なため圧力保持性能が不足しているものがあり、シールリングから燃料が漏れてフィルタ上部の樹脂カバーが破損し、燃料が流出するおそれがある。
全車両、対象となるものは燃料フィルタを良品に交換する。
不具合発生件数は42件で、市場からの報告でわかった。事故は起きていない。
なお、本件は2010年12月14日付でリコールしたものだが、新たな原因が判明したため、対象範囲を追加して再度対策を行うことにした。