インド・デリーにて2012年、世界で最初のモーターショーであるデリーモーターショー12が5日から開幕する。
同ショーで、トヨタは『イノーバ』と『フォーチュナー』をメインに据えるようだ。
イノーバはトヨタの世界戦略「IMVプロジェクト」(IMV=イノベーティブ・インターナショナル・マルチパーパス・ビークル)の中核を担うミニバン。インドをはじめ、中東などで販売する世界戦略車だ。この最新車両を披露する。用意するエンジンは4気筒2.0リットルのガソリンエンジンと、同じく4気筒2.5リットルのディーゼルエンジンとなる。
イノーバと同様にIMVプロジェクトシリーズ車両の一台であるフォーチュナーも新型車を出展する。搭載エンジンは4気筒3.0リットルのディーゼルエンジンだ。
インドでは、ガソリン価格の自由化により価格が高まった影響で、ガソリン車に比べ燃費コストを抑えることができるディーゼル車に需要が集まっているという。こうした背景からトヨタはインド市場での需要吸収に向け戦略的にラインアップをアピールする。