日本トレクスは26日、トレーラ232型式のドレンコックに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2010年2月24日~2011年8月10日に製作された2609台。
制動装置用エアタンクの排水用ドレンコックで、排水ピンの加工工具の管理が不適切なため、排水ピンのOリングのかしめ固定が不十分となり、排水操作を行うとOリングが外れてエアが漏れ、駐車ブレーキが利いたままの状態となってブレーキ周りが過熱、火災に至るおそれがある。
全車両、ドレンコックを良品に交換する。
不具合発生件数は51件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。