19日、スウェーデンの裁判所に破産を申請したサーブオートモビル(以下、サーブ)。米国ではこの破産申請が、一般ユーザーに早くも影響を与える可能性が出てきた。
これは20日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアがサーブの米国法人、サーブカーズノースアメリカから得た情報として、「サーブ本社が19日をもって、北米で販売した全ての新車の保証を打ち切るよう通達を出した」と伝えたのだ。
サーブカーズノースアメリカは同メディアの取材に対して、「打ち切るのは、新車保証、パワートレイン保証、排ガス性能保証、パーツ保証、シートベルト&エアバッグ保証、無料メンテナンスなど」と説明したという。
サーブは2011年1〜11月、米国で累計5340台を販売。その全てに、4年間/走行8万kmまでの保証と、3年間/走行5万8000kmまでの無料メンテナンスなどが付帯していた。