トヨタ自動車が、11月30日に開幕した東京モーターショー11で初公開した新型FRスポーツカー『86』。これに続いて今度は『スープラ』後継車が登場する可能性が出てきた。
これは3日、オーストラリアの自動車メディア、『Drive』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じた86の多田哲哉チーフエンジニアは、「86はミッドサイズのスポーツカー。将来的に、これよりも小さいサイズのスポーツカーと大きいサイズのスポーツカーを追加したい」と述べ、86以外にも2台の新型スポーツカーの開発計画があることを明かしたという。
注目すべきは、この2台のスポーツカーのうちの1台。多田チーフエンジニアは、「まだ何も決定していない」と断った上で、「そのうちの1台は、スープラ後継車のような位置づけになるだろう」と語ったとのこと。
スープラは2002年8月、「A80型」モデルをもって生産を終了。トヨタブランドのフラッグシップスポーツカーだったが、その後継車は現在のところ、登場していない。それだけに、多田チーフエンジニアの発言は注目できる。