UDトラックス 大型トラック、減速機不具合で走行不能

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改善箇所説明図
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UDトラックスは8日、日産ディーゼル大型トラックの終減速機用フランジに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、1999年12月13日~2010年7月20日に製作された1万4020台。

低床式後2軸駆動の大型トラックの後前軸側終減速機で、前側フランジのスプライン部の遊びが大きいため、フランジとスプラインシャフトを固定する締結用ボルトに過大な入力が生じ、ボルトが折損してフランジと接続されているプロペラシャフトが脱落し、走行不能となるおそれがある。

全車両、フランジを対策品と交換するとともに、締結用ボルト、ワッシャ、スペーサを新品と交換する。

不具合発生件数は15件で、市場からの情報で発見した。物損事故が2件起きている。

《レスポンス編集部》

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