スズキのインド新車販売、6か月連続減…11月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
マルチスズキ アルト
  • マルチスズキ アルト
  • マルチスズキ A‐スター
  • マルチスズキ ゼン エスティロ
  • マルチスズキ ワゴンR
  • マルチスズキ オムニ

インド新車市場でトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキは1日、11月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は9万1772台。前年同月比は18.5%減と、6か月連続で前年実績を下回った。

9万1772台の販売台数の内訳は、インド国内が8万2870台。前年同月比は19.2%減と、6か月連続のマイナスだ。輸出は8902台。前年同月比は11.4%減と、3か月連続のマイナスを記録する。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A‐スター』などが、トータル7万3078台を販売。前年同月比は16.6%減と、2桁減が続く。

Aセグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が9612台を販売。前年同月比は34.5%減と、5か月連続のマイナスとなった。

マルチスズキのインド北部ハリヤナ州マネサール工場では、2011年6月から断続的に続いていたストライキが10月、ようやく収束。11月の18.5%の減少幅は、10月の53.2%減と比べれば、回復傾向にある。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集