日本自動車工業会が発表した10月の四輪車生産台数は前年同月比20.3%増の90万4247台となり、2か月ぶりに前年同月を上回った。
東日本大震災後のサプライチェーンが復旧、これまでの落ち込みをカバーするため、自動車メーカー各社が増産したことから大幅増となった。
車種別では乗用車が同20.0%増の77万3694台と2か月ぶりに前年を上回った。このうち、普通車が同16.4%増の45万0983台、小型車が同37.8%増の21万0166台、軽四輪車が同7.3%増の11万2545台だった。
トラックは同22.8%増の12万0036台と2か月ぶりに前年を上回った。バスは同18.5%増の1万0517台だった。
国内需要は同25.2%増の38万1114台、輸出は同13.2%増だった。