国土交通省と自動車事故対策機構は29日、2011年度前期分の自動車アセスメント評価結果を発表した。
メーカーからの申し出による委託試験2車種を含む計8車種を評価したもので、今年度からは上院保護性能と歩行者保護性能の評価を合わせた「新・安全性能総合評価」を導入してより総合的に車両の安全性を評価した。
新・安全性能総合評価が最も高かったのはレクサス『CT200h』で5つ星の179.6点を獲得。スバル『レガシィ』177.6点、日産『エルグランド』173.1点の3車種が5つ星を獲得した。日産の電気自動車『リーフ』は169.8点で4つ星だった。
以下、トヨタ『ヴィッツ』が166.5点(4つ星)、トヨタ『ラクティス』およびスバル『トレジア』が165.3点(同)、スズキ『ソリオ』および三菱『デリカD:2』が143.5点(3つ星)、日産『モコ』およびスズキ『MRワゴン』が140.2点(同)だった。
8車種のうち、歩行者保護性能が最も高かったのはスバルレガシィの86.27点(100点満点)で、乗員保護性能が最も高かったのは、レクサスCT200hの92.31点(同)。
シートベルトリマインダー評価は、トヨタ2車種とレクサス1車種の計3車種が8点満点中4点を獲得した以外はいずれも0点だった。