本田技研工業は24日、軽自動車ホンダ『アクティ』『バモス』2車種のフロントロアクロスメンバに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2001年12月19日~02年1月10日に製作された421台。
サイドフレームとフロントロアクロスメンバとの溶接が不適切なため、溶接部の強度が不足して溶接部が剥がれ、フロントロアクロスメンバの位置がずれて前車輪を取り付けているロアアーム後端部が抜けて走行不能となるおそれがある。
全車両、フレームとフロントロアクロスメンバの溶接箇所を点検し、溶接が剥がれているものは板金修理を実施する。溶接に亀裂があるものは亀裂部を溶接する。剥がれや亀裂が無いものはフロントロアクロスメンバの外側合わせ面に補強用リベット止めを追加する。
不具合発生件数は2件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。