国土交通省は18日、事業用自動車総合安全プラン2009に基づき、事業用トラックに装着する運行記録計の装着義務づけ範囲拡大のための検討会を21日に設置し、初会合を開くと発表した。
現在、営業用、自家用を問わず車両総重量8トン以上または最大積載量5トン以上のトラックには運行記録計(タコグラフ)の装着を義務づけているが、安全対策強化の観点から、事業用については大型車より小さい車両への装着義務づけを検討する。
検討会は、学識経験者のほか、全日本トラック協会、日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、全国交通運輸労働組合総連合の各団体代表と自動車局関係課長らで構成。
車両の総重量別の事故発生率などを検証し、来年3月末を目途に具体的な義務づけ範囲を決める。