米国の大手部品メーカーのデルファイは17日、ニューヨーク証券取引所に再上場した。
デルファイは、もともとGMの部品製造子会社。1999年にGMから分社し、独立した企業となった。しかし、2000年代に入って経営状態が悪化。2005年10月、日本の民事再生法に当たる米連邦破産法11条の適用を申請し、事実上、経営破綻した。
その後、デルファイは経営再建を進め、今回、証券取引所に再上場を果たした。同社のロドニー・オニール社長兼CEOは、「今日は重要な節目。我々は高い技術力を武器に再びビジネスを創造していく」とコメントしている。