アメリカ車を並べて日向ぼっこ アメリカン・ヒストリック・カーショー&チャリティ・オークション

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アメリカン・ヒストリック・カーショー&チャリティ・オークション
  • アメリカン・ヒストリック・カーショー&チャリティ・オークション
  • 非常にオリジナル度の高い、フォード・エドセル。
  • 忘れてはならない、コブラも多数参加。
  • フルノーマルのダッチ・コロネットカスタム。
  • NASCARのホモロゲーションモデルとして開発されたプリムス・スーパーバード
  • 何とも優雅なリンカーン・コンチネンタル・マークIII
  • フォードF100とその子供。
  • ミニバン系はこういった情景がよく似合う。

13日、富士Calm(山梨県富士吉田市)において、『アメリカン・ヒストリック・カーショー&チャリティ・オークション』が開催された。主催はAACS(American Auto Club of Sports)。

小春日和というには暑いくらいに、気温が上がったこの日、富士の麓に170台余りものアメリカ車が集まった。このイベントのエントリー資格は1990年以前に生産されたアメリカ車。

最も古かったのは1928年式のシボレー『ABナショナル・トゥアラー』であった。目立ったモデルとしては、オリジナリティの高いフォード『エドセル』や、近年人気急上昇中のプリムス『ロードランナー』などのモパー(クライスラー系の高性能モデルの愛称。MOtor PARts、「自動車」の部品を縮めたもの)が数多く見ることが出来、エントラントや見学者たちの目を楽しませていた。

主催者によると、このイベントは、旧き良き時代のアメリカ車達に囲まれ、 特に何をする事もなく芝生の上でゆっくりとクルマ談義でもしながら一日を過ごしてみませんかというもの。家族連れや、犬を連れて来場した人も多く見られた。

今回は、協賛スポンサーやエントラントから提供された商品でのオークションも開催された。小はミニカーやカタログから、大はエンジンや足回りのパーツまで、多種多様なアメリカ車にまつわる物品が出品され、参加者は大いに盛り上がりを見せた。この収益金は、被災したペットを救うためのボランティア活動をしている団体に寄付されるという。

今年初めての開催であったが、非常に好評であったことから、来年も10月末から11月初旬あたりで開催の予定である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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