GMは10日、中東で開幕したドバイモーターショー11において、新型シボレー『トレイルブレイザー』をワールドプレミアした。
トレイルブレイザーは、シボレーブランドの中型SUV。初代モデルは2008年まで、日本市場でも販売されていた。2代目となる新型は、世界市場へ投入されるグローバルSUVとなる。
新型の車台には、GMのブラジルR&D部門が開発した新しいグローバルミッドサイズプラットフォームを使用。このプラットホームから派生するピックアップトラック、新型シボレー『コロラド』は、新型トレイルブレイザーの兄弟車に位置づけられる。
エンジンは、新開発の2.8リットル「デュラマックス」ターボディーゼルなどを用意。このエンジンには可変ジオメトリーターボチャージャーが採用され、パフォーマンスと燃費の両立が追求された。
インテリアは、3列シートの7名乗り仕様を設定。3列目シートには、簡単に折り畳め、フラットにできる機構を導入する。GMによると、サードシートの居住性は、クラス最高レベルだという。
新型トレイルブレイザーは、2012年初頭のタイを皮切りに、中東などの世界市場で発売。GM中東部門のジョン・スタドウィック社長は、「新型は激戦区の中東ミッドサイズSUVセグメントにおいて、パーフェクトな車」と、自信たっぷりにコメントしている。