極東開発工業が発表した2011年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比237.5%増の7億6700万円と大幅増益となった。
売上高は同7.3%増の297億1100万円と増収となった。主力の特装車事業は、夏以降、震災に伴う生産が遅延していた車両の供給が正常化したことに加え、復興需要、自動車排ガス規制強化前の中小型トラックの駆け込み需要で増収となった。
経常利益は増収の効果で同322.1%増の7億6200万円。純利益が同564.8%増の7億4300万円だった。
通期業績見通しは売上高が同9.2%増の630億円、営業利益が同67.3%増の20億円、経常利益が同67.8%増の21億円、最終利益が同81.3%増の16億円となる見込み。