米国のEVベンチャー、テスラモーターズは2日、2011年第3四半期(7〜9月)の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は前年同期比84.6%増の5766万ドル(約45億円)。しかし、最終損益は6507万ドル(約50億円)の赤字を計上。前年同期の3493万ドル(約27億円)の赤字から、赤字幅が拡大した。
テスラによると、赤字拡大の要因は2012年に投入する新型4ドアEVスポーツ、『モデルS』。同車の研究開発費や生産準備に向けた費用が、かさんだためだという。
同社のイーロン・マスクCEOは、「モデルSの販売が軌道に乗れば、黒字転換できるだろう」との見通しを示している。