ホンダは、タイで発生した洪水被害による事業への影響について、10月25日現在の情報を発表した。
四輪車生産拠点のホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッド(タイ・アユタヤ、ロジャーナ工業団地)では、被災している取引先からの部品供給停止の影響により、10月4日から生産活動を停止。10月8日にはロジャーナ工業団地から退避命令が発令。工場敷地内の施設が浸水被害に遭い、立ち入りができない状況となったため、生産再開の見通しが立っていない。
また、二輪車・汎用製品生産拠点のタイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド(タイ・バンコク)でも、被災している取引先からの部品供給停止の影響などにより、二輪車は10月11日より、汎用製品は10月6日より生産活動を休止。現在も部品供給再開の見通しが立たないため、10月29日までの生産休止を予定している。