16日、オープニングセレモニーが行われた第18回ITS世界会議。それに続いて、17日は午前11時30分より展示会場のオープニングを知らせるテープカットが行われた。
実は、オープンセレモニーが行われてはいるが、それはあくまでセレモニー。展示会場へ入ることは出展関係者以外、プレスも含め、一切できない。これはここ数年開催されているITS世界会議に共通する“決まり”になっているようだ。テープカットが行われたのは展示会場へ降りるサウスビルディングのエスカレーターホール。テープカットの時刻が近づくにつれて会場付近は大勢の人が詰めかけ、その注目度はさらに高まった。
テープカットは世界3地域を代表するITS関係者が参加。テープカットには大型のはさみが用意され、カウントダウンの発声に合わせて3人の共同作業となった。日本からはITSジャパンの渡邉浩之氏がITSアジアパシフィックを代表して参加し、ほかにITSヨーロッパのCatharina Elmsäter-Svärd氏、ITSアメリカからは世界会議組織委員長でもあるパトリック・マックゴワン氏が並んだ。
テープがカットされると、会場はオープン。展示を一目見ようと来場者が続々と訪れ、それまで閑散としていたエスカレータがフル乗車状態に。展示は20日まで行われる。