タイ洪水、三菱も10月15日まで操業休止

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三菱自動車、タイのラムチャバン工場
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タイの洪水は、三菱自動車の現地生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランド・カンパニー・リミテッド(MMTh)の操業にも影響を与えている。同社の第1、第2工場は13日夜から15日まで操業を休止する。

「状況を把握している段階で、現時点でその後の見通しは申し上げられない」と、三菱自動車広報担当者は話した。

同社は、同国チョンブリ県ラムチャバン工業団地内にあり、『トライトン』、『L200ストラーダ』、『ランサー』などを生産する。第一、第二工場の隣接地には12月にも竣工予定の第三工場が建設中だが、建設に関係する一部のサプライヤーに洪水の被害が出ている。

建設に影響が出ることが想定されるが、同広報担当者は「完成が大きく遅れることはない」と話している。

MMThは1987年に第1工場を設立。翌年から輸出を開始し、タイ国内外の需要を支えている。

《中島みなみ》

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