経営危機の打開に向けた中国企業からの出資交渉が、難航していると伝えられるスウェーデンのサーブオートモビル。同社が、一部報道の内容を否定し、その交渉の順調な進展をアピールした。
これは12日、サーブの親会社のスウェディッシュオートモビルが、声明の中で明らかにしたもの。同社は、「中国のパンダオートモビルトレード社(厖大汽貿集団)との出資交渉は順調に進んでおり、一部メディアの記事は誤り」と指摘した。
サーブを巡っては一部メディアが、「パンダオートモビルトレード社のサーブへの出資計画を、中国政府が認可しない方向」と報じるなど、出資が得られない可能性を伝えていた。