iOS 5とiCloud…アップデートのポイントと機能

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  • iOS 5とiCloudは10月12日リリース……モバイル端末は母艦が不要に
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 米国アップルは、iOSの新バージョン「iOS 5」と同プラットフォームで利用できるクラウドサービス「iCloud」を現地時間12日(日本時間13日未明)よりリリースする。iOSとしては2010年6月リリースの「iOS 4」以来のメジャーアップデートとなるだけに、注目度は高い。iCloudとともにアップデートのポイントと機能を整理してみたい。

■iOS 5……ソーシャルとの連携強化、アプリランチャなど

 iOS 5では、音楽やアプリ、写真などPCやMac(いわゆる母艦)につなぐことなくアップデートすることが可能になるなど、200以上の新機能が搭載される。

 またTwitterとも連携しており、写真やカメラ、Safari、YouTubeなどの機能から1回のタップで直接ツイートすることができる。プッシュ通知を閲覧・管理する「Notification Center」、iOSデバイス間でテキストメッセージ、写真、ビデオを送信できるメッセージングサービス「iMessage」、新聞と雑誌購読の購入・管理ができる「Newsstand」機能などが搭載される。
 
 さらにカメラのフォーカス・露出ロック、切り取り、回転、赤目除去などの編集機能や、Game Centerアプリケーション内からゲームを購入できる機能、iPad 2の画面表示をApple TVを通して無線でHDTVに表示する「AirPlay Mirroring」なども備えている。

 なお、メジャーアップデートの場合、従来バージョン向けに作られているアプリは、アップデート後に使えなくなる可能性もある。iOSは基本的にダウングレードに対応していないので、頻繁に利用するアプリがある場合は、そのアプリがiOS 5に対応しているかどうかを確かめたほうがいいだろう。

■5GBを無償で利用できる……iCloud

 iCloudは、MobileMeを代替するオンラインストレージサービスとして、Apple IDに登録されたiOS 5端末あるいはOS X Lionユーザーに対して無償で5GBの容量と共に提供される。iCloudには購入した音楽やアプリケーション、ダウンロードした本、そしてフォトストリームの写真に加えて、Eメール、書類、カメラロール、アカウント情報、各種設定、情報も保存可能。

 追加のストレージは、10GB分が年間20ドル、20GB分が年間40ドル、50GBは年間100ドルでの提供となる。

 また、iCloudのストレージを活用して、以前に購入した音楽をアップルのデバイスやWindows PCにダウンロードできる「iTunes in the Cloud」も提供する。自分が買ったアイテムは、すべてのデバイス上で確認できる。

 iTunes Storeで販売している楽曲であれば、CDからリッピングしたものも含めてライブラリ内のすべての楽曲を256kbps AACのDRMフリー版としてダウンロードできる iTunes Matchも提供(利用料は年間24.99ドル)。ただし、アメリカ国内のみでのサービスであり、日本への導入は未定だ。

iOS 5とiCloud、本日いよいよダウンロード開始!

《編集部@RBB TODAY》

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