トヨタ、駐車場緑化商品と壁面緑化商品を発売

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トヨタ自動車は、駐車場緑化商品『スマート・グリーン・パーキング』と、ワイヤー式の壁面緑化商品『スマート・グリーン・ウォール』を新たに開発した。両商品とも、10月3日からトヨタルーフガーデンを通じて販売を開始する。

同社は、ヒートアイランド現象の緩和に向けて、都市緑化に取り組んでいる。従来、商品化してきた屋上緑化・室内緑化に加わる今回の新商品により、緑化資材のラインナップを充実し、顧客の緑化ニーズに幅広く対応する。

駐車場緑化は根の生育スペースを広く確保した土台活用により「植物の持続性」と植裁後に生育スペースを分断しない歩行補助材の装着により「歩行安全性」を両立。バンパーリサイクル材を活用し、環境へ配慮した。

壁面緑化夏の晴天時、気温35度でアスファルトの表面温度50度に対し緑化駐車場の表面温度35度で、約15度の差が生じた。

価格は4台駐車場施工時の1台当たりで22万2000円から(工事費など除く)。2014年に年間1000台の販売を計画している。

また、ワイヤー式壁面緑化は、常設できる省管理型で、ツル性植物をはしご状のワイヤーで吸引する方式で、軽量でツルが絡みやすく、建物への取り付けが簡単。張力を調整する機能により、風によるバタツキを軽減し、高い耐風性能を実現する。

非緑化時と比較し、約25%の室内冷房節電効果があると、している。夏の晴天時、気温32度の測定で緑化無しの壁表面温度42度に対し、緑化部の表面温度32度で10度の差があったとしている。

価格は1平方m当たり1万8000円。2014年に年間1万平方mの販売を計画している。

《レスポンス編集部》

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