新日本製鉄は、日鐵物流と日鐵運輸が株式交換し、2012年1月1日付けで日鐵運輸を日鐵物流の完全子会社とする両社の事業統合を発表した。
両社は統合後、競争力を強化するため、2012年4月1日を目途に事業所の再編を実施する。
日鐵物流と日鐵運輸は、効率的でコスト競争力のある物流を提供していくため、より広範囲での技術・ノウハウを横展開し、製鉄所構内物流の効率化メリットを追求する必要があると判断。事業統合することで合意した。
日鐵物流、日鐵運輸は、事業統合後、日鐵運輸の君津事業所の機能を日鐵物流の子会社日鐵物流君津に移管、日鐵運輸の社名を「日鐵物流八幡」に変更する。
事業統合と事業所再編で、日鐵物流、日鐵運輸の両社は、物流業務の効率化を図り、顧客ニーズに対応した競争力のある物流サービスを提供していく。