フジクラは26日、地域WiMAX用スマートフォンを使った防災アプリケーション実験を10月から開始すると発表した。
地域WiMAXが地域の防災に有用であるとされる一方で、災害時に活用するアプリケーションが不十分であることも指摘されていることを踏まえて実施されるもの。
端末にはファーウェイのAndroid 2.3搭載スマートフォン「B8220」を使用し、VoIP、画像伝送、災害告知などの実験を実施する。自治体職員の持つ端末に優先的に帯域を割り当てる実験も行うとともに、災害により基地局とセンター設備間の回線が断線した場合に、衛星携帯電話回線をバックアップとして使う実験も実施する。
同実験はケーブルネット鈴鹿、NTTドコモ、ファーウェイの協力によって行う。