ひき逃げで逮捕の男、「人をはねていない」と容疑否認

自動車 社会 社会
イメージ
  • イメージ

今年8月下旬、埼玉県久喜市内で発生した死亡ひき逃げ事件について、埼玉県警は8日、加須市内に在住する28歳の男を自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。容疑を否認しているという。

埼玉県警・久喜署によると、問題の事故は2011年8月21日の午後8時15分ごろ発生している。久喜市菖蒲町上栢間付近の県道で、道路左側の路肩を走行していた自転車に対し、後ろから進行してきたクルマが追突。自転車に乗っていた58歳の男性が死亡した。

クルマは現場から逃走しており、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。現場から採取した遺留物から車種を特定。車当たり捜査を行うとともに、自動車修理工場への照会を実施したところ、バンパーを交換した車両の存在が浮上。このクルマを所有する28歳の男から任意で事情を聞いていた。

男は容疑を否認したが、同乗者がひき逃げを大筋で認めたことから、警察は男をひき逃げの容疑者と断定。8日までに逮捕した。

調べに対して「自転車に衝突したかもしれないが、人をひいていない」などと供述しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース