スズキが発表した7月の四輪車生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比3.6%減の22万8147台となり、5か月連続で前年を下回った。
国内生産は東日本大震災の影響が残り、同8.7%減の8万8457台と10か月連続マイナスとなった。国内向け、輸出ともに低迷した。
海外生産は同0.1%減の13万9690台となり、2か月連続でマイナス。インドでの新型車投入に伴う生産調整が影響した。
国内販売は同5.0%減の5万914台と、10か月連続マイナスとなった。軽市場のシェアは前年より2.0ポイントアップの33.3%。小型車は新型『ソリオ』が大きく販売を伸ばし、同26.0%増の7134台と、3か月連続プラスとなった。
輸出は同6.0%減の2万3421台と7か月連続でマイナスとなった。西アジア、中近東、大洋州を除く全ての地域が前年割れとなった。