俳優の哀川翔率いるラリーチーム「Show Aikawa World Rally Team」が参戦したアジアクロスカントリーラリー2011は、11日最終ステージが終了し、哀川/奴田原組のトヨタ『FJクルーザー』が総合8位(クラス3位)で完走を果たした。
アジアクロスカントリーラリーは8月6日から11日までの5日間で開催され、タイ王国のパタヤをスタートし、カンボジアのアンコールワットまでの約1800kmを走破するラリー。哀川選手は、同ラリーにT1グループ・クラス1(市販車改造・ガソリンエンジン)にトヨタFJクルーザーで参戦した。
8月11日の最終ステージSS7(54.5km)では、連日の猛暑で体調を崩したという哀川翔選手、最後の気力を振り絞りSSにアタックし、奴田原文雄選手のナビゲーションのもと、前走車である14号車をコース序盤で追い抜くほどの激走を見せ、51分47秒でフィニッシュした。
哀川選手は「完走できてとてもうれしいです。私にとってすべてが未知との挑戦でしたので、非常にタフなラリーでした。しかしFJクルーザーの持つポテンシャルと、優れたスタッフのもと初挑戦で完走をすることができました」とコメント。
「ぜひ、来年も挑戦し、今年より上位を狙いたいと思います」と来年への意欲を示した。