昭和シェル石油が29日発表した2011年6月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比293.5%増の676億円と大幅増益となった。
売上高は同18.0%増の1兆3809億円と増収だった。冬場の寒波で需要が増加した。
収益では増収や昨年から需給関係が改善、経常利益は同219.0%増の688億円だった。棚卸資産評価の影響を除いた場合の経常利益相当額は303億円で、前年同期と比べて192億円の増益となった。
当期純利益は、同221.6%増の372億円。
通期業績見通しは、売上高が同21.1%増の2兆8400億円、営業利益が同104.4%増の750億円、経常利益が同77.9%増の750億円、最終利益が同144.4%増の390億円となる見通し。