24日午前0時40分ごろ、東京都府中市内の都道で、道路を自転車で横断していた24歳の男性に対し、左方向から進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡したが、クルマはそのまま逃走している。
警視庁・府中署によると、現場は府中市白糸台2丁目付近で片側1車線の直線区間。横断歩道は設置されているが、信号機は設置されていない。24歳の男性は自転車に乗車。横断歩道を渡っていたところ、左方向から進行してきた乗用車にはねられとみられる。
男性は約20m先まで弾き飛ばされ、民家敷地内に突っ込んだ状態で発見。近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡した。クルマはそのまま逃走しており、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。
警察では現場から採取した破片から車種の特定を急ぐとともに、通行記録の洗い出しも進める方針だ。