三菱自動車が発表した2011年上半期(1〜6月)の生産・国内販売・輸出実績によると、総生産台数は前年同期比4.4%増の58万5526台と2年連続で前年を上回った。
国内生産は同0.6%減の30万4668台と微減だった。東日本大震災による部品不足の影響は小幅なものにとどまった。
国内販売は同18.0%減の7万7895台と2年ぶりにマイナスとなった。ただ、国内シェアは4.5%で前年よりも0.8ポイントアップした。
輸出は同10.2%増の22万2052台と2年連続でプラスとなった。欧州が同34.2%増、アジアが同28.3%増、北米が同30.8%増と好調だった。
海外生産は同10.3%増の28万0858と2年連続で前年を上回った。欧州は同9.3%減となったものの、アジアが同9.7%増、北米が同69.6%増となった。