ロープ引っ掛けて自転車の転倒を誘発? 殺人未遂で捜査

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15日午前4時ごろ、大阪府堺市堺区内の市道で、自転車に乗っていた70歳の男性に対し、自転車で対向してきた少年7〜8人のグループがロープを首に引っ掛ける事件が起きた。男性は軽傷。警察は殺人未遂事件として捜査を開始している。

大阪府警・堺署によると、現場は堺市堺区香ケ丘町1丁目付近で片側1車線の直線区間。70歳の男性が乗る自転車は道路左側の車道を走行していたが、対向してきた自転車に乗った少年グループが直前で二手に分かれ、うち2人が道を塞ぐようにロープを張った。

ロープは男性の頚部に引っかかり、転倒は免れたものの、男性は首に擦過傷などの軽傷を負った。少年グループは笑いながらその場から逃走したという。

警察では転倒誘発を狙ったものとみて、殺人未遂事件として捜査を開始。現場近くにあるコンビニエンスストアの防犯カメラ映像をチェックしたところ、事故が起きた時間帯に少年7人の乗った自転車が撮影されていたことが判明した。

警察ではこの7人が事件に関与した可能性が高いとみて、特定作業を進めている。

《石田真一》

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