GMは18日、米国ミシガン州フリント工場へ、3億2800万ドル(約260億円)を投資すると発表した。
今回の投資は、シボレーブランドとGMCブランドの次世代大型ピックアップトラックの生産に備えるのが目的。シボレー『シルバラード』、GMC『シエラ』の次期モデルになると見られる。
米国ではガソリン価格高騰により、燃費のいい小型車へのシフトが強まっている。しかし、大型ピックアップトラックは、依然としてGMにとってはドル箱的存在。GMの2011年1-5月の米国大型ピックアップトラック市場におけるシェアは40.4%と、前年同期に対して、2.7ポイント引き上げている。
GMのキャシー・クレッグ副社長は、「今回の投資により、機能性を犠牲にすることなく、燃費性能に優れる次世代大型ピックアップトラックを作り続けることが可能になる」とコメントしている。