ヒュンダイは1日、6月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は35万2255台。前年同月比は12.3%増と、2か月連続で2桁増を記録した。
海外では6月、29万2494台を販売。前年同月比は10.4%増だ。その内訳は、海外生産分が13.4%増の17万8935台と、引き続き好調。輸出分も11万3559台となり、前年同月比は6%増と3か月連続で前年実績を上回る。
海外では、とくに米国での新車セールスが好調。6月としては過去最高の5万9209台を販売し、前年同月比は15.6%増と10か月連続で前年実績を上回った。モデルチェンジした小型セダン、『エラントラ』(韓国名:『アバンテ』)が1万9992台を販売し、前年同月比は40.3%増と牽引。『ソナタ』も、4.9%増の2万2754台を売り上げる。
また、地元韓国は、引き続き回復傾向。6月の韓国新車販売は、前年同月比22.9%増の5万9761台と、5か月連続の前年実績超え。SUVは19.1%減の5964台、バスやトラックを含む商用車が3.2%減の1万5706台と不振だが、乗用車は52.1%増の3万8091台と大きく伸びた。
ヒュンダイの2011年1〜6月累計世界販売は、194万8158台。同社の2011年の世界販売目標は、前年比8%増の390万台だったが、米国販売目標は16%増の62万4000台へ、上方修正されている。