京都大学は、中学生と保護者などを対象として9月17日・18日に開催される「京都大学ジュニアキャンパス2011」の参加者を募っている。
「京都大学ジュニアキャンパス」とは、同大学で行っている授業を中学生向けに行うというもの。講義形式の授業のほか、演習形式の少人数による35の授業(ゼミナール、略してゼミ)を行う。大学の教師や若手研究者が研究室や実験・実習室で、どんなふうに研究したり議論したりしているのかを、実際に授業に参加しながら体験できる機会だという。
「京都大学ジュニアキャンパス2011」のテーマは「世界から日本を診てみよう」。同大学によると、私たちが暮らす日本という国と私たち自身のあり様を外の広い世界から眺めてみて、今の日本を診断することは、未曾有の災害からの再建や私たち自身の未来を考えていく上でとても重要な視点だという。
同イベントでは、法律、言語、哲学、教育、理学、工学、医学などさまざまな分野から、実験、工作、自然観察といった体験型の授業や討論を通した授業を用意しており、中学生に学問の最先端を研究している現場での面白さを感じてもらい、将来学びたいことを考えるきっかけにしてもらいたいとしている。
参加申込はホームページより申込書をダウンロードし必要事項を記入の上、郵送にて申し込む。