トヨタ自動車は29日、『FJクルーザー』のエアバッグ装置に不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは、2010年11月1日~11年5月18日に製作された2626台。サイドエアバッグおよびカーテンシールドエアバッグで、サイドエアバッグセンサの衝突検出方向が不適切なため、側面衝突の際の衝突検出が遅れて乗員保護機能が正常に働かないおそれがある。全車両、サイドエアバッグセンサを対策品と交換する。不具合発生はなく、社内情報で発見した。事故は起きていない。