ベネッセ先端教育技術学講座(BEAT)では、夏休み期間中に開催する高校2年生を対象としたオンラインサマースクール「Socla(ソクラ)」の参加者を募集している。
BEATは、東大大学院に設置される研究組織「東京大学大学院情報学環」に、ベネッセコーポレーションの寄付により2004年に開設した研究講座。同社では教育事業の研究開発の一環として同講座を位置づけており、テクノロジーを鍵とした未来の学習基盤を構築することを目的としているという。
Socla(Social Learning Program)は、高校生がソーシャルメディアを活用し、生徒同士や大学生・社会人とのコミュニケーションのなかで学ぶことを支援するプロジェクト。オンラインサマースクールでは高校2年生を対象に、「大学生活」「職業と就職」「ライフプランニング」をテーマに、自分自身の「問い」を設定し、インターネットを使って情報収集したり、Facebookを使って社会人や大学生、大学院生のサポーターと交流したりしながら、自分自身の進路について考える活動を行うという。
サマースクールの実施期間は7月30日〜8月13日。初日と最終日のみ東京大学へ登校し、オリエンテーションや発表会を行う。それ以外の日には、自宅でパソコンや携帯電話を利用して学習活動を行う。
参加費は無料。参加申込みは、ホームページの専用フォームより受け付けている。