最先端の科学技術を体験できる「ドラえもんの科学みらい展」が、7月16日から8月31日まで大阪・新梅田シティの新梅田スカイビル5階特設会場にて開催される。
22世紀の未来からやってきたドラえもんの魅力といえば、四次元ポケットから繰り出される「ひみつ道具」の数々。同展示会では、この夢のようなひみつ道具に現在の科学技術はどこまで迫っているのかをテーマに、全国から集結した最先端の科学技術を体験することができるという。
昨年の夏休みに東京・お台場で開催された際には26万人が来場。その後、広島、静岡、新潟での開催を経て、今年の夏休みに大阪に登場する。
会場では「空を自由に飛びたい」「小さく、小さくなれたら」「変身したい」など、ひみつ道具がかなえてくれそうなさまざまな夢を切り口に、現在の技術の最前線を紹介していくという。
開催に先がけ立命館大学では、理工系研究室から同展に3種類のロボットを出展すると発表した。「強くなりたい!力持ちになりたい!」のテーマには、人間が自分の身体を動かし、その身体をインターフェース(接続部分)として機械を動かすことができる「マンマシン シナジー エフェクター」を出展。また「小さく、小さくなれたら」には、長期にわたり人間の体内に留まり監視や治療ができる「マイクロ体内ロボット」と、人間の手をマイクロフィンガーのミクロ動作に変換する「みゅーたん」を出展するという。