フタバ産業は、東日本大震災の影響で公表を見送っていた2012年3月期の通期連結業績見通しを公表した。
売上高は、前年同期比3.6%減の3600億円と減収となる見通し。東日本大震災による部品不足で、上半期の主要納入先の自動車メーカーが減産し、部品の供給に遅れが出ているため。中間期の売上げは同22.0%減の減収だが、下半期に挽回して1ケタマイナスにする。
営業損益は減収や為替差損から中間期まで20億円の赤字だが、通期では同32.8%減の80億円と大幅減益ながら黒字化する。
経常利益は同12.9%減の74億円、最終利益が同21.2%減の26億円となる見込み。