日本損害保険協会は、東日本大震災関連で支払った地震保険の金額が15日時点で9745億円になったと発表した。
支払件数は53万3480件。前回調査の9日時点に比べ支払額が3.1%、支払件数は4.5%それぞれ増えた。地区別では宮城県の支払額が4683億円(支払件数19万9360件)と引き続き最も多く、全体に占める割合も48.1%と前回から更に0.1ポイント上昇した。これに福島県の1267億円(同5万9067件)、茨城県の1233億円(同7万8237件)と続く。
15日時点での地震保険に関する調査依頼や契約内容などの問い合わせ受付件数は66万8773件。このうち実際に保険金を支払ったり、調査しても支払に至らなかったケースや問い合わせが解決したものなど合わせた件数は61万2168件となり、91.5%が対応を完了したことになる。