南海電気鉄道は6月10日、みさき公園みんなの夏休み宿題応援プロジェクト「動物園サマースクール」の開催について発表した。
同社が経営する大阪府泉南郡の「みさき公園」では、7月20日から8月30日にかけての計10日間、子どもたちに動物園のスタッフの仕事を体験してもらう「動物園サマースクール」を昨年に引き続き実施する。
同イベントは、小学校4年生から中学校3年生までが対象で、動物のエサづくりやエサやりなど飼育員の仕事が体験できる「飼育員コース」と、獣医の仕事を手伝う「獣医コース」の2つのコースがある。
対象動物はビーバー・マーラ、カンガルー、キリン、ウサギ、ヒツジ、クマなど。同園では、同イベントを通じ、動物に関わる仕事や動物の生態などをより深く知ってもらうことで、動物園と動物に愛着を持ってもらい、命の大切さを感じてもらいたいとしている。
どちらも普段は立ち入ることができない動物園のバックヤードに入ったり、スタッフから仕事に関する話が聞けたりするなど、貴重な体験ができる機会であり、夏休みの自由研究や体験学習として参加を呼びかけている。