三菱電機、人口衛星生産棟を増築へ

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電波暗室(左上)とスペースチャンバ(いずれも現有設備)
  • 電波暗室(左上)とスペースチャンバ(いずれも現有設備)

三菱電機は6月6日、鎌倉製作所(神奈川県鎌倉市)に人工衛星生産棟を増築すると発表した。

2013年3月末に竣工予定で年間の生産能力が現在の4機から8機に倍増する。投資額は約30億円。

国の宇宙基本計画の実行に伴う人工衛星調達増大と海外での商用通信衛星の堅調な需要に対応する。同社では2020年度に宇宙関連事業の売上高1500億円を目指している。

2009年に政府の宇宙開発戦略本部が策定した宇宙基本計画では、人工衛星の開発・製造を従来の研究開発主導型から利用ニーズ主導に転換することを掲げ、今後、政府による人工衛星を利用した高精度測位情報サービスなどの社会インフラ構築が計画されている。

また、通信需要の急激な増大などにより世界の商用通信衛星市場は、今後も平均年間20機と堅調な需要が見込まれている。

《レスポンス編集部》

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